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持続可能な観光を目指す「小豆島ローカルトラベルガイド」増刷しました!

妖怪美術館の運営、アートや地域事業を行う「小豆島・迷路のまちアートプロジェクトMeiPAM」は、地元民目線で企画した観光周遊ガイドブック「小豆島ローカルトラベルガイド」を制作しました。2022年7月中旬に島内外の観光施設・宿泊施設などへ配布を開始したところ大変好評で、増刷が決定し累計で1万部発行することになりました。

小さなスポット、レアでディープな場所まで紹介。

小豆島の観光スポットを案内するパンフレットや地図、ガイドブックなど多数ありますが、地元民の地の利を活かしおもしろくて気になるニッチなところにも光をあてて「日常の小豆島の良さも楽しんでもらいたい」。そんな想いから瀬戸内のローカルマガジン「せとうちスタイル」の編集スタッフの協力も得て、小豆島ローカルトラベルガイドを企画しました。

島内外約200か所に配布

このガイドブックは、小豆島島内の観光施設・港湾施設・ホテル・交通事業社・カフェなど、合計40か所に無料配布しているのはもちろん、香川県・岡山県下のホテルなどの宿泊施設や店舗合計156か所にも配布。小豆島の旅行者が集中する土庄港観光センターの観光案内ラック(各社のチラシやパンフを置ける特設ラック)では、さまざまなチラシ類が並んで設置してある中、「小豆島ローカルトラベルガイド」は数日でなくなってしまうほど好評をいただいております。

【小豆島ローカルトラベルガイド】
発行:小豆島・迷路のまちアートプロジェクトMeiPAM
協力:小豆島ヘルシーランド、株式会社瀬戸内人、小豆島ナイトツーリズム協会
版型:A5、32ページ
発行日:2022年7月発行

小豆島ローカルトラベルガイド

「住んでよし、訪れてよし」の「持続可能な観光」を実現するために

小豆島町は2021年版「世界の持続可能な観光地TOP100選」に選ばれましたが、妖怪美術館、アートプロジェクトMeiPAMを運営する小豆島ヘルシーランドは創業以来「心と体の健康を追及して、小豆島の発展に寄与する」という社是のもと、オリーヴの六次産業化で得られた利益を地元・小豆島の地域事業へ投資・還元を進めることで「持続可能な観光」地域づくりに寄与しています。

迷路のまちのローカルスーパーや日用品店を紹介しています。

持続可能な観光とは「訪問客、業界、環境および訪問客を受け入れるコミュニティーのニーズに対応しつつ、現在および将来の経済、社会、環境への影響を十分に考慮する観光」UNWTOホームページ)と定義されており、地域コミュニティに配慮した観光地経営をしていくことが重要となっています。

これらを踏まえ、「小豆島ローカルトラベルガイド」は、【持続可能な観光につながる、訪問者と地域コミュニティとの橋渡し】をコンセプトとして制作されました。特に2022年は、瀬戸内国際芸術祭をきっかけに来島した旅行者に小豆島観光も十分に楽しんでもらいたい、という発想から、旅行雑誌などではあまり紹介されない地元のスーパーや歴史ある雑貨店、老舗の定食屋などにも立ち寄ってもらい、お店の人とのふれあいを通じて「あ、またこの島に帰ってきたいな」と感じてもらえるような【観光ロイヤルティ】向上を目指しています。

【持続可能な観光につながる、訪問者と地域コミュニティとの橋渡し】というコンセプトの原点は、2019年から発行して累計10万部以上配布している「迷路のまちマップ」から引き継がれているものであり、「小豆島ローカルトラベルガイド」はその拡張版です。

<迷路のまちマップとは>
小豆島の迷路のまちと呼ばれるエリアを案内したマップ。2017年から発行、2019年には4言語で累計11万部発行。2022年4月までに累計24万部を発行している。

迷路のまちマップ
2019年には外国人向けに翻訳版も発行

↓「小豆島ローカルトラベルガイド」はこちらの記事の最後からPDFをダウンロードすることができます。


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