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佐藤 秀司(小豆島・迷路のまち アートプロジェクトMeiPAM代表)
2023年2月23日 21:11
今回は、多神教文化やアニミズムと妖怪文化との関わりについて、5つの論点から述べたいと思います。1:宇宙観と自然観日本には「八百万の精神」があり、万物に魂矢が宿ると言われてきました。田んぼや畑からもたらされる自然の恵みや、その反対に台風や竜巻などの自然災害などから、ヤマビコや山から聞こえる不思議な音、ひいては人々が発する言葉にまで、魂が宿る、という考え方です。このような不可思議な現象に対して