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「妖怪美術館」は、夜も楽しめる美術館へ変わります。

私たち、小豆島・迷路のまちアートプロジェクトMeiPAMが運営する「妖怪美術館」「小野川直樹美術館」は、2022年4月1日より営業時間を変更し(午後2時から午後10時)、夜も楽しめる施設へと変わります。また、スタンドバー「妖怪bar」 をオープンします。

2022年4月1日より通年でナイトミュージアムを楽しめます。


ナイトミュージアムを通年で開催

妖怪美術館は午前中の営業をやめ、午後2時からの営業となります。懐中電灯を持ち、無人の施設をスマホのガイド頼りにめぐります。

妖怪美術館というと「お化け屋敷」と勘違いされることがあるのですが、ご安心ください。ここは美術館です、妖怪が動いたり、脅かしたりすることはありません。スタッフも妖怪が動いている姿を見たことは一度もありません。(今のところ…。)

ヒトがいない美術館で自分自身と向き合う体験を

妖怪美術館には他の美術館のように監視員がいません。ヒトの視線を感じることなく、心ゆくまで作品を鑑賞することができます。(妖怪の視線はバシバシ感じるかもしレませんが…。)

そして、館内を案内するのもヒトではなく妖怪です。ご入館時にスマホのアプリをダウンロードしていただくことで、妖怪たちが話しかけてきて館内を案内してくれます。美術館をめぐる時、一人でまわることを推奨しているのですが、ぜひ自分と向き合ってほしいと思います。もしかすると妖怪は、あなたの心を映し出す鏡であり、その闇を逆に照らしてくれる存在であるのかもしれません。

「見えないものが見えてくる妖怪bar」OPEN!

妖怪が立ち寄るスタンドバー「妖怪bar」は、お酒もソフトドリンクも楽しめるカフェ&バーです。メニューは妖怪ビールお札カクテルアマビエソーダなど、妖怪にちなんだものばかり。昼はカフェとしてご利用いただけます。そして夜、暗くなってくると雰囲気は一変します。妖怪たちに見つからないように、ひっそりとお楽しみください。

それは、妖怪たちのいるところ。 最初は、見えないかもしれない。
でも、しばらくすると見えてくる。 ふとしたときに、見えてくる。 酔えば酔うほど、見えてくる。 ここは、妖怪たちのいるところ。 あなたには見えるでしょう? さあ、もう一杯。 あなたにも見えないものが見えてくる。

見えないものが見えてくる妖怪bar
営業時間:PM2:00~PM10:00(ラストオーダーPM9:30)
休業日:水曜日(祝日は営業)、瀬戸内国際芸術祭会期中は水曜日も営業

妖怪barですから妖怪専用のメニューが中心ですが、
ヒトも楽しめるメニューも取り揃えております

瀬戸内国際芸術祭2022県内周遊事業に認定

観光庁は、観光を成長戦略の柱、地域創生の切り札と位置付け、文化・経済の両面でまちを活性化させる「ナイトタイムエコノミー」を重要なテーマに設定しています。香川県も国内外の周遊型観光による誘客と消費額拡大を目指しています。小豆島では特に、宿泊客数増加のために夜のアクティビティ整備が急務となる中、これまで期間限定で「夜の妖怪美術館」と「妖怪bar」を試験的に実施し、この度、夜型観光にシフトすることにしました。そして、この事業は「妖怪美術館~ナイトミュージアム2022」として瀬戸内国際芸術祭2022県内周遊事業の認定事業となりました。 

2019年に妖怪美術館が主導して実施した「迷路のまちを中心としたナイトツーリズム」は、アフターコロナに向けた新しい観光のモデルを紹介するレポート「Re: TOURISM(RESEARCH & REPORT 2020)-観光と文化とまちづくりをつなぐ-」(観光庁、2020年)に掲載されました。全国31か所で行われた事業に並んで期間限定で行われてきましたが、通年での事業としては初めての試みになります。

『新しい時代に対応する観光復興ガイド2022-全国の事例48選-』も紹介されています。
SNS分析と戦略策定に強みを持つTBWA HAKUHODOより、生活者の会話を分析して戦略を生み出すマーケティング組織「65 dB TOKYO」や、コンサルティングユニット「Disruption®︎ Consulting」などの有志が集まり、世間の観光に対する兆しを抽出した『新しい時代に対応する観光復興ガイド2022-全国の事例48選-』をまとめました。

夜の「迷路のまち」探検も楽しめる
お待ちしております!(館長/妖怪画家 柳生忠平)


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