「せとうち星山 寒霞渓スピリチュアルナイトツアー」体験レポート!
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「せとうち星山 寒霞渓スピリチュアルナイトツアー」体験レポート!

今回は妖怪美術館を飛び出して寒霞渓ロープウェイで開催中の体験型イベント「せとうち星山 寒霞渓スピリチュアルナイトツアー」令和3年9月1日(金)-11月7日(日)うち18回催行)の体験レポートをお送りします。開催前のリハーサルに妖怪美術館のスタッフが参加させていただきました。

瀬戸内で いちばん星に近い島

 「寒霞渓」は瀬戸内海諸島で一番高い場所、つまり星に近い場所です。1300万年前の火山活動により形成され、悠久の時を経て形成されたパワースポットでもあります。このイベントは、ロープウェイの夜間飛行を楽しみ、山頂では星との由縁やリラックスタイム(コズミック・メディテーション/瞑想)を体験します。バス送迎があるため、参加者は港やホテルから乗車でき夜でも交通の心配をせずに安心して参加できます。

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今回はリハーサルということで当館のスタッフの他にも小豆島の観光関係者が参加しました。「紅雲亭駅」に到着すると、思わず参加者から歓声が上がります。普段見慣れた駅の様子と異なり、ライトアップされていて幻想的な雰囲気になってたのです。そして、寒霞渓ロープウェイのYouTubeでもお馴染み、寒霞渓ロープウェイの三浦さんが登場。ここで、ツアー参加に当たっての注意事項などが説明されます。

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ロープウェイに乗車する前には消毒と体温チェックで感染症対策をしてから乗車します。

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改札に入ると、こちらも夜用のライティングになっていて、まるで宇宙ステーションのようです。ここでは、寒霞渓の成り立ちについて解説がありました。この駅のある場所は、およそ1300万年前の火山活動の火口とのこと。「この火口からロープウェイに乗って宇宙へ近づいていくのです」との解説。夜のライティングで余計な情報が入ってこず、三浦さんの話す、太古の昔の様子を思い浮かべたり、宇宙に近づいていくイメージが頭の中に広がります。どんどん、ワクワク感が高まってきました。

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出発前のロープウェイの中も夜用のライティングになっています。(妖怪美術館が紹介するとどうしても写真にホラー感が漂ってしまい申し訳ないのですが...実際はとてもいい感じです!)

出発すると車内のあかりが消えて真っ暗に!車内も真っ暗なら、外の景色も真っ暗!本当に何も見えない暗闇の中を進んでいきます。車内では夜だけの特別なBGMとアナウンスで寒霞渓の歴史や、北極星の話がはじまります。北極星はその名の通り北の方角を指し、他の星と異なり動かないため瀬戸内を行き交う船乗りたちの道標となっていたとのこと。

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ふと、外の様子を覗いてみると......。まるで夜空に浮かぶ北極星のような光が見えてきました。そしてロープウェイはその光に吸い込まれるように向かっていきます。

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段々とその光が大きくなっていき、山頂に近づいてきます。そう、この灯りは山頂駅だったのです。駅の灯り以外全く光がない、それくらい真っ暗な山間をロープウェイは進んでいきます。

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山頂に着くといよいよリラックスタイム(コズミック・メディテーション/瞑想)を体験します。星の光を浴び、自然と一体になる感覚を味わうため横になれるようにブルーシートがひかれています。シートにはガイドラインがあり、感染症対策のため人との距離もしっかり保てるようになっていました。瞑想といっても難しいものではありません。横になり目を閉じてガイドの解説を聴きながら呼吸を合わせます。自然と一体になる感覚や星の光をあびる感覚をイメージしながら深呼吸。これが本当に気持ち良いのです。あたりは人工的な音や光が全て消されていて、風の音と、虫たちの鳴き声が自然のBGMを奏でます。

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瀬戸内で一番星に近いこの場所は、日本書紀にも登場し、修験道の行者の修行の場であったりと、とても歴史のある場所です。そして、小豆島には弘法大師空海が巡ったと言われる八十八ケ所霊場があります。

星や星座の神話は、西洋占星術やギリシャ神話のようなイメージがありましたが、日本にも占星術があるそうで、ここでは小豆島の八十八ケ所霊場にゆかりのある北斗七星に運命星をみる「星まつり」のお話がありました。この星まつりは現在でも小豆島八十八カ所霊場の三十一番「誓願寺で行われているそうです。星がきれいな場所は世界中にあるけれと、歴史ある小豆島の寒霞渓だからこその体験がそこにありました。

当日は曇り空で星でしたが、晴れた日には天の川も見えるそうです。1300万年前から続く寒霞渓、そして今見ている星の光は何万年も前の星の光かもしれない、もう星自体は存在していないのかもしれない、といったガイドのナビゲーションに頭の中に様々なイメージが膨らみました。

実は、このツアーに参加した時、妖怪美術館は新型コロナウイルス感染拡大の影響で臨時休館中でした。スタッフも出勤せず自宅待機、毎朝起きて、ご飯を食べ、どこにも行くこともなく過ごす日々でした。生きるってなんだろうなと漠然とした思いを感じていたりもしました。瞑想体験の中で「息をしている、ありのままの状態、ただそれだけで生きている。」という言葉があり、すんなりとその言葉が入ってきました。とても当たり前のことだけれど、ただ息をして生きているだけで良いと全てを肯定された気分になりました。様々な情報や状況に混乱することの多い日々、何もない空間で自然と一体となり、瞑想をすると、とてもスッキリとした気分になれました。

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本ツアーは、妖怪美術館のナイトミュージアム開催時に「妖怪タクシー」でもお世話になっている、小豆島交通株式会社さんが主催、寒霞渓ロープウェイを運営する小豆島総合開発株式会社さん、瀬戸内観光汽船さん、そして妖怪美術館のチョーケシ兄やんこと佐藤秀司が企画に参加しています。

といっても、今回のツアーリハーサル参加時に当館スタッフは事前に企画内容をほとんど聞かされておらず「夜のロープウェイに乗れるらしい」くらいの事前情報のみ。まさか、こんな素敵な体験になるとは思いもせず、スタッフからは「自然と一体になった感じが心地よかった」「世界でここにしかない、小豆島の寒霞渓だからこそ体験できるスピリチュアルなツアーだった」「また個人的にも参加したい!」という声も上がるほどでした。2021年度の開催はあと数回となりましたが、ぜひ皆さんも参加してみてください。

↓当日の様子を妖怪美術館のYouTubeでも公開しています。

↓↓詳細お申し込みは下記よりご確認ください↓↓


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香川県小豆島の現代の妖怪をテーマにした美術館です。所蔵する825体の妖怪造形作品や小豆島のことをお伝えします。