「迷路のまちの妖怪きもだめし」コラボメニューができました!
夏といえば「きもだめし」夜10時まで開館している妖怪美術館は、きもだめしを楽しむのにぴったり!というわけで、夜の美術館や迷路のまちを楽しむ様々な企画をご用意しています。
この企画を、盛り上げようと、迷路のまちの飲食店「たこやきnoばぁ- めいず」さんが、コラボメニューを作ってくださいました!その名も「カボソの月見 冷やそうめん」。妖怪カボソと二葉食堂をイメージした麺を作っていただきました。
迷路のまちの二葉食堂
迷路のまちでかつて営業していた「二葉食堂」は、現在は妖怪美術館の5号館となっており、この夏、妖怪美術館のきもだめしナイトツアーの会場となる場所です。そこで、二葉食堂をイメージしたコラボメニューを作れないかと、「めいず」さんにお願いしたところ快く引き受けてくださいました。実際に二葉食堂で出されていたメニューではなく、今回のナイトツアーをイメージしたスペシャルメニューです。
小豆島の妖怪カボソ
「カボソ」とは、カワウソの妖怪で小豆島に数多く伝承が残っています。狸のように化けたり、人の声真似をすると言われています。妖怪美術館のある迷路のまちこと「土庄本町」にもカボソの話が残っています。
そう、このまちにもカボソが出たんです。そのお話は、夜道を歩くときに、カボソに化かされると困るので好物のぼた餅を置いて、気を引いて通っていたけれど、ある日ぼた餅を持ってくるのを忘れてしまい、カボソがぼた餅をねだり、持ってくると約束すると、重い荷物を運んでくれたという、可愛らしくてほっこりするお話。そして、お話の最後には「カボソが立ち去った跡には必ず海の藻が数本残っていた」と締め括られます。このお話をモチーフに、コラボメニューには、カボソをイメージした海藻がトッピングされています。
妖怪の伝承や、このまちの歴史を感じながら、時空を超えた旅をできるような素敵なコラボメニューとなりました。夜の妖怪美術館や、ナイトツアーと合わせて楽しんでいただけたら嬉しいです。